ぶどうの家ブランチです。
2024/02/01(木) 今年度後期の「認知症×防災×演劇ワークショップ」4回目を開催しました。(備中県民局の提案型協働事業です。)
講師はOiBokkeShiの菅原直樹さんです。
参加者数が今シリーズ最多の23名、高校生&大学生が9名も来てくださり、アイスブレイクから賑やかに会を進めることができました。
前回に引き続き、今回も発表会に向けたお芝居づくりです。
参加者さんは三グループに分かれ、前回の対立する意見のお芝居から、観客がモヤモヤするようなスッキリしない結末のお芝居を作り上げていきます。
①認知症のおばあちゃんを施設に入れるか入れないかの兄弟間の衝突
②地震後に避難するかしないかご近所を巻き込んだ家族間の対立
③避難所で混乱しているおばあちゃんの対応について支援者、避難者、家族の意見の食い違い
どのグループも当事者の意見はお構いなし、それぞれ自分の立場から率直な意見を言い合います。
それは当然相手の立場からは受け入れがたく、揉め事に発展、というお芝居です。
このお芝居を観客として見ていた他のグループのメンバーは、どうすればもっとマシな結末になるだろうか?このお芝居のどこが好転すれば、不幸な結末が回避されるだろうか?と考え、意見を出し合いました。
今回はここまでで終了です。
次回はいよいよワークショップ最終日。発表会に向けて、お芝居の内容をブラッシュアップして行く予感。
そして、午後からの発表会では、お客さんからの意見も伺い、みんなの意見を取り入れたお芝居を作り直して再上演!となるはず??当日どんなお芝居が出来上がるかは誰もわかりません。ワクワクドキドキ、楽しみですね!